【旦那の鬱と長男の不登校】※ブログ限定
- 2023.04.17
- 旦那と鬱の話
【旦那の鬱と長男の不登校】※ブログ限定
わが家は昔から家族で出かけると、
旦那と子供らが衝突することが多くて
なかなか平和に終われないんだけど
昨日はわりと平和に過ごせて、
私もホッとしました。
旦那は無理していたのか、
帰ってきてからイライラしてて
自室に引きこもってたけどね。
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いま幸せ?って。
きっとこれさ、
あなたがいるだけで幸せよ♡
なんて返せたらいいんだろうけど
普通。
と、返してしまう冷めた私です
でもさ“幸せ”なんて返して、
次聞いたときに“普通”になったら
それもそれで悲しくなるよね。
生きてたらいいことも、
悪いことも同じくらいあるし、
毎日が幸せ♡なんてことはない。
だから普通が一番ってことで!笑
※ここからはブログ限定の内容※
旦那の鬱×長男の不登校
今まで書いてこなかったけど、
実は旦那の鬱以外に
不登校問題も抱えていたわが家。
長男は保育園の頃からずっと
行き渋りが激しくて、
保育園の頃は一年半、
小1の時は半年くらい
毎朝私と離れられず泣いていました。
保育園や学校が嫌いだからなのか、
私に依存しているのか分からず
とりあえず行けば大丈夫だからと、
泣いている長男を引きずるように
毎朝連れて行っていました。
学校にも慣れてきて、
玄関で私と泣かずに別れて
登校できるようになっていたのに
小3の時に、
突然また行き渋りが始まった。
理由はいじめ。
でも長男がいじめられたのではなく、
クラスメイト同士のいじめが
きっかけでした。
いじめて笑っていたクラスメイト。
いじめられて怒って暴れまわり、
カッターやハサミを振り回す生徒。
そんな光景が怖くなって、
教室に入れなくなりました。
そして小3は、
他人との違いにも気付く年頃。
長男は自分とクラスメイトの
違いをいちいち比べては、
僕はダメな子だと落ち込むように。
我慢している反動なのか、
家では癇癪や甘えることが増えて
私もしんどいことが増えた。
私が送り迎えをしたり、
空き教室で二人で勉強したり、
休ませる度に学校に連絡して、
プリントを貰ってきて家でやらせたり
休ませすぎたらダメだと思って、
休みが続いたあとは泣く長男を
無理矢理学校に連れて行ったり。
いろんなことをしました。
当時はそんな私に対して、
長男も恨んでいたようで…
ある日どうしても泣き喚いて
動かない長男を休ませて、
私だけ学校に行きプリントなど貰って
帰ってきたら長男に手紙を渡された。
そこにはビッシリと、
呪ってやる
ゆるさない
という文字が書かれていた。
正直、少しショックだった。
所々涙で滲んだ跡もあり、
怒りに任せて泣きながら
私がいない間に書いたんだろう。
長男を見ると、
泣き腫らした目をしていた。
でもどこか不安気に
私の様子を伺っている。
…これ読んで傷ついた…?
と、長男が小さい声で聞いてきた。
本人もやってしまったと
思っているんだろう。
私はショックを悟られないように、
これホラーゲームの真似だろ!
こんなもんでビビるわけないじゃん!
もっと怖く書いてみなー
って笑って手紙を突っ返したら、
く、くそーダメだったかー!笑
って、長男はぎこちなく笑って
手紙をぐしゃぐしゃにして捨てた。
その一件以来、
長男から呪いの手紙を貰っていない。
長男の中で、
“ママを傷つけてしまった”
という事実が出来なくてよかった。
この頃の記憶は曖昧だけど、
私は無理に行かせるのを辞めた。
ただ私との時間が増えるにつれ、
私への依存も増えていった。
長男の世界を広げないとダメだ。
家庭と学校以外の居場所を作ろう。
そう思った私は、
長男に合いそうな場所を探して
週一でプログラミング教室に
通わせることにした。
幸い、長男に合っていたようで
行き渋ることもあったが
楽しめていたようだった。
勉強はチャレンジタッチをして、
学校に遅れすぎないようにした。
そこからだんだん回復して、
小4でいい先生に巡り会えたことと
次男が入学したことで
また学校に行けるように。
しかし、ホッとしたのも束の間。
小5で愛猫が事故で亡くなり、
ペットロスの影響で
全てのことが不安になり不登校に。
なかなか眠れなくなり、
寝付くまでずっと泣いていた。
死んだら学校にも行かなくていい。
苦しみから逃げられる。
死んだらまた猫に会えるかも。
そんなことを泣きながら
毎晩のように言っていた。
そしてこの同時期くらいに、
旦那も鬱になり仕事を辞めた。
旦那の希死念慮も強くて、
そんな二人に挟まれていた私も
ギリギリの状態でした。
学校なんて地獄だ!
死んだら行かなくていいのに!
普通に学校に行けない僕は、
生きてる価値なんてない!
生まれてこなければよかった!
パパだって生きるの怖いくせに、
僕にだけ言わないでよ!
パパも頑張れよ!
なんて怒鳴り合って、
ランドセルを投げたり踏んだりして
泣いて暴れる長男。
なかなかカオスでしたね
次男は学校に行くタイプだったけど、
面倒な子に絡まれやすくて
よく我慢して溜め込んで泣いてた。
酷いときは旦那、長男、次男の
3人が夜シクシク泣いていたな。
そんなしんどい時期も一年経ち、
だいぶ落ち着いてきました。
新しい猫を2匹迎えてから、
長男のペットロスも落ち着いてきて
心療内科で薬を貰ったりして
また学校に行けるようになり
旦那の希死念慮も落ち着いて、
仕事しようかなという言葉も
ポツポツ出てくるように。
次男は次男でマイペースに、
学校たくさん行っては
疲れたらたまに休んでます。
そんなしんどい時期に、
よく相談に乗ってもらっていた
インスタの漫画仲間でもあり
お子さんの不登校に悩んでいた
今じんこさんが、
この度書籍を出版されました
息子さんであるもっちんとの、
不登校に関するお話なんですが…
本当にいい本だったから、
勝手に宣伝させてもらう笑
あとがき
本当に当時の私たちと同じで、
読んでいたら共感して
思い出して泣きそうになった。
不登校に関する本って、
どうすれば学校に行かせられるか
親はどうあるべきなのか
みたいな内容が多いんだけど
これは全然違う。
答えなんて書いてないの。
でも読んでいたら救われる。
自分たちだけじゃないって思える。
読み終えると心が楽になる。
いま行き渋りや不登校に
悩んでいる方にぜひ読んでほしい。
学校に行けないことは、
恥ずかしいことじゃない。
そう思える親子が増えますように
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うちも3人のうち2人が不登校になりました。
1人は都会の中学校から田舎の学校に転校して、そのギャップに(荒れてました)ついていけず、みんなより遅れて登校して図書準備室で午前中過ごして帰ってくるのを卒業まで。高校は私立でしたが、楽しんで通ってましたよ。
もう1人はやはり中学で自分の問題と言ってましたが不登校に。最初は家に閉じこもってましたが、土日の部活だけは行くようになり、新学期から突然行こうかな?と。
見守るだけも大変だけど学校側も色々考えてくれたのも良かったと思っています。
2人とも今は大人で普通に生活してます。
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弟がニートで悩んでいます。
思い返せば高校時代から前兆があり、大学は1年で中退。
私自身はもう実家を出てしまっているので年に数回しか会えませんが、「ずっとこのままだったらどうしよう」と思ってしまいます。
両親はあまり気にしていないようで、お小遣いを渡す始末…
時たまニュースで「無職の実家暮らし」の子の事件を見るたび他人事には思えず、悲しくなります。
姉として出来ることはないか日々模索中です。
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いつも楽しく読ませていただいております。
旦那様が鬱で、お子さんも情緒不安定なことがあるとのことで、ままみーさんも大変ですね。
もうご存知かもしれませんが、精神科医の藤川徳美先生の「うつけしごはん」や「メガビタミン」などの本を一度、立ち読みでも良いので、パラパラと見てみてください。目から鱗ですよ。
簡単に言うと、タンパク質とビタミンで、新しく作られる細胞を正常にし、ホルモンや脳の働きを健康にすることで、うつ病などの精神疾患や子供の情緒不安定は劇的に改善する!そのためにプロテイン飲んでビタミンとりましょう!海外ではみんなビタミン剤飲んで健康維持してるよ!という内容です。
ちなみに、糖分過多は遺伝子異常のもとなので、精神疾患には良くないそうです。菓子パン、ジュース大好きな家庭の人は要注意。まずは、糖質を少しずつおさえつつ・・・
藤川先生のクリニックには全国から患者さんがおしかけるので、今は中国地方近隣の人以外は、受診停止中です。そして、過去のデータによると、うつ病のサラリーマン患者さんは、全員社会復帰できているとか。お子さんの、情緒不安定なども治る子が多いそうです。まずは、藤川徳美先生のブログを読むのも良いかもしれません。もしよろしければ、参考にしてください。
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なるようになります。
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私自身学校大嫌いで、ほぼ不登校でした。長男さんと同じく、遅刻してすごく短時間のみ行っていましたが、いじめられてたわけでもなく、とにかく学校が大嫌いで辛かったです。
大学も中退して「こんなに人といる事がストレスなのに社会人になれるのかな」と不安でしたが、
「嫌だったら辞めればいいし、いつ辞めるのも自分の好きなようにしていい」と思ったらずっと気が楽になり、一つの仕事をずっと続けるのも全然苦じゃなくなりました。
今でも揉め事みるの苦手だし、群れるのは得意ではないけれども、不登校だからといって将来だめになるわけじゃないと思いました。
学生時代より今の方がずっと楽しい。
生きてて良かったです。